ローター消耗･･･(T_T)

2009年10月29日

ローター消耗･･･(T_T)

RacingTAXI の走行前点検の時にローターの消耗が若干気になっておりましたが、やはり走行後には限界に達しておりました (T_T) スリッドも消えかけ、ヒートクラック（ヘアークラック）が無数に入っている状態です。ヒートクラックですが、通常の一般道を走行しているだけでは、ほとんど起こらないので聞き覚えがない方もいらっしゃると思いますが簡単にご説明させて頂きますと･･･。

ローターの表面に発生する髪の毛状の無数のヒビの事をヒートクラック（もしくはヘアークラック）と言います。ブレーキローターが高温になることで起こる組織変化が原因となりまして、サーキット走行などでローター表面温度がかなりの高温になりますと、ヒートクラックが発生する可能性がありまして珍しい事ではありません。多少のヒートクラックは機能等にも大きく問題がないのですが、ヒートクラックが大きくなってきて外周まで繋がってしまいそうなら即交換時期です。特にドリルドローターなどは穴と穴の間に大きくクラックが入っているような場合は要注意です。

ですが、ヒートクラックを発見してしまったら即交換と言う訳ではございませんのでご安心下さいね (^_^) 例えば今回の僕のローターですが、判断としてはヒートクラックもかなり発生しておりますが、ヒートクラックが原因で交換をすると言うよりは、スリッドが消えかかっているのでローターの厚みの消耗のため交換する事になります。

この様な状態の見極めも難しいとは思いますので、ヒートクラックを発見致しましたら、お気軽にご相談を頂ければと思います。