この時期に故障に気が付くパーツ。
写真は見慣れないパーツではありますがエンジンルーム内に設置してあります。 このパーツはヒーター（ウォーター）バルブと言う物で暖房や冷房などの温度調整を行っているパーツです。 暖房の仕組みはエンジンを冷却するラジエーター液の熱を使い室内に設置してあるヒーターコアと言うものに流し込みヒーターとしての熱風が出る仕組みになっており、写真のヒーターバルブが壊れますと温度調整が出来なくなってしまいます。 タイトルの「この時期に故障に気が付く」と言うのは、暖かくなり初めて冷風に切り替えるタイミングでもあり、冷風が出なくて「あれ？」と故障に気が付く訳です (^_^;) 逆のパターンで寒くなる秋頃にも暖房が出ないとご相談があるパーツでもあります。 今回の交換もエアコン機能で冷風を出しているのですが、写真のパーツのバルブ故障によりラジエーターの温水を切り替えられない為、中途半端なぬる～い風が吹き出し口から流れる状況となります。 コレから暑くなり冷風に切替換える時期でもありますので、夏場と同じエアコンを効かす状態にして冷風がちゃんと出るか確認してみて下さい。 もちろんエアコン本体が壊れていれば冷風が出ませんが、今回のヒーターバルブも考えられる故障箇所なので、まずはご乗車した際に切り替えて確認してみて下さいね。
ＰＳ。明日はお休みを頂いております。
